在宅診療科の大森医師が第28回日本病院総合診療医学会学術集会で教育講演・症例報告を行いました。
教育講演は「心不全・弁膜症」をテーマに、総合診療医を対象とした内容をお話しました。
「強心薬依存状態の重症心不全患者が転院での治療調整を経て自宅退院を果たした一例」について報告をしました。
診療報酬が改定され、在宅でも強心薬治療を用いる方法は普及することが予想されます。
一方で、それをどう活用するのか。症状緩和としての強心薬なのか。治療・離脱を目標とした強心薬なのか。ポンプや投薬調整、心機能評価を自宅でどのように行うか。あわせて、人生会議にどう取り組むか。引き続き議論が必要です。
次は2024年6月に第15回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会でも公募シンポジウム「プライマリ・ケア従事者のための心不全緩和ケアトレーニング」の講演を予定しています。大会にご参加予定の皆様は、ぜひご聴講頂けますと幸いです。
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