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2025.09.29

【事務職の役割】

病院といえば、ライセンスを持った専門職がそれぞれの分野の経験や知識を踏まえ、多職種で連携して患者さんの治療やケアにあたっているというイメージです。

私は事務職ですが、病院で働いているとはいえライセンスは持っていません。

しかし、特別なライセンスがなくとも、専門職と協力して病院という大きな組織を支えていくことはできます。

 

病院の事務職の仕事は多岐にわたります。

医事課であれば、受付での患者さん対応、会計、診療報酬請求、各種文書作成など。

人事総務課であれば、労務管理、備品管理、経理関係などがあります。

これらは一見すると裏方の業務に思えるかもしれませんが、患者さんが安心して診療を受けられるように環境を整える大切な仕事です。

また、患者さんだけでなく、患者さんを支える職員が安心して働ける環境づくりをすることも事務職の仕事です。

資格が必須でないからこそ、医療業界が初めてという方も挑戦しやすく、自分の強みを活かして活躍できます。

 

やりがいを感じる瞬間は、患者さんやご家族に「ありがとう」と声をかけていただける瞬間です。

不安を抱えた方の相談に耳を傾けたり、分かりやすい説明で安心していただけたりすると、「自分の仕事も医療の一部につながっている」と実感します。

直接治療を行うことはなくても、患者さんの気持ちを支えることができるのは、事務職ならではの魅力です。

もちろん、患者さんだけでなく、職員からの声かけや病院の仕組みを変える提案ができた時は大きな達成感を得ることができます!

 

病院は「人の健康と命を守る場」であり、その現場で働くこと自体が大きな誇りになります。

資格を持つ職員と持たない職員が力を合わせて、一人の患者さんを支えている。

そのチーム医療の一員として働き、当院の「一人ひとりの生き方を支え、街づくりに貢献する。」を実感できるということは、何よりのやりがいだと思います。

 

事務職員