認知症の患者さんが離院されたという想定で、対策演習を実施しました。
今回は2階病棟より離院が発生したという想定です。
患者さん役の職員が離院して、病院周辺に待機します。
勿論、どこに待機しているかはその職員以外誰も知りません。
離院が発生したことに気づいた看護師からの連絡で、捜索が開始となります。
患者さんの特徴をもとに、病院内や敷地内を一次捜索します。
並行して、対策本部が設置されます。
一次捜索で発見できないと捜索者は対策本部に集合して報告を行い、対策本部の指示で二次捜索が開始となります。
この頃には、病院の監視カメラより何時にどのような格好で離院したかが判明していますので、情報共有ツールであるLINEWORKSで共有しました。
二次捜索者はこのLINEWORKSで、本部やその他の捜索者と捜索状況等を情報共有しながら捜索していきます。
今回の演習ではLINEWORKSを初めて利用しましたが、大きな混乱もなく二次捜索より15分後に無事離院役の職員を発見することができました!
この結果をフィードバックして「離院対策マニュアル」を更に良いものに修正していきます。