福岡ハートネット病院の訪問診療部門には看護師が在籍しています。
このページでは訪問診療部門の看護師の業務についてご紹介します。
現在、5名の看護師で訪問診療に取り組んでいます!
①訪問診療看護師の業務
(1)地域の医療・介護施設との連携
在宅医療は病院だけでなく、地域の訪問看護ステーションや居宅介護事業所、薬局などの医療・介護施設と協同することが必要です。看護師はそれらの施設と電話やFAXなどを用いて日々情報のやり取りを行います。
福岡ハートネット病院ではMedical Care StationやLINE WORKSなどのICTも活用をして、よりタイムリーに情報共有を行えるようにしています。
今はスマホでも情報をやりとりできるったい。 すごか~。
チャットツールは一度に多くのメンバーに情報を届けることができるという電話やFAXに無い利点があります。急ぎの連絡は電話を用いるなど、状況に応じて使い分けるようルールを整備しています。
(2) 診療の同行・診療補助
福岡ハートネット病院では医師と看護師がペアで訪問診療を行います。
車の運転やバイタルサインの測定、採血や点滴の実施、褥瘡の処置を行っています。
お医者さんに話づらいことも、看護師さんがおってくれたらやっぱ安心するけんね。
看護師さんが同席してくれるおかげで、医師だけでは聞けない情報を聞いてくれたり、患者さんやご家族の安心感につながっていると感じます。とても頼りにしています。
(3) 物品の管理・スケジュール調整
訪問診療に必要な物品の準備や補充、翌日の訪問スケジュールの調整を行います。
たとえば、経管栄養用のボトルやチューブ、採血や点滴に用いる針やスピッツ、皮膚潰瘍の処置に使うガーゼや軟膏類など、患者さんによって必要な物品が異なります。
こういったロジスティックス管理も看護師が担っています。
患者さんのお家に行って「ほしい物品がない!」とならないように、毎日準備を行っているんですの。
私はこういった物品管理が苦手なので、本当にいつも助かっています・・・。
福岡ハートネット病院の訪問診療部門のスローガンは「つよく やさしく ざいたく」です。
質の高い在宅医療を提供できる「つよさ」
安心感を提供できる「やさしさ」
それらを実現するために、訪問診療部門の看護師が診療や連携、管理に取り組んでいます。
これからも、患者さんやご家族に安心感を提供できるよう取り組んでまいります。
訪問診療部門の求人について
現在、訪問診療部門で働く医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・事務職員を募集しています。
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