【訪問診療ブログ #5】訪問診療の契約から開始の流れ

このページでは訪問診療を始める際の契約から診療開始までの流れについてご説明します。

当院に入院をしていて、退院後から訪問診療を開始する場合

訪問診療に関するご質問がある場合や検討をされる場合、主治医や退院支援看護師、医療ソーシャルワーカーなどにお伝えください。訪問診療の具体的な内容や制度、費用等に関して、在宅診療科のスタッフがご説明します。

在宅診療科には医師2名、看護師2名、事務員1名が在籍しています。まだ馴染みのない方でもわかりやすい説明を心がけておりますので、お気軽にご連絡ください。

訪問診療を行う場合は、契約が必要になります。

在宅診療科の事務員あるいは看護師が患者さんご本人あるいはご家族（あるいは代理人の方）に契約内容について説明の上、署名を頂戴します。

もしご家族（あるいは代理人の方）が遠方等の理由で来院が困難な場合は、電話やビデオ通話などでのご説明や郵送での契約書のやり取りを行っております。

契約後に、訪問診療を開始する日を決定します。訪問診療は状態に応じて月1-2回定期的に行います。

入院中に、在宅医療に関わるスタッフが集まって顔合わせを行うこともあります。（退院時共同指導）

在宅医療では訪問看護師や訪問薬剤師など様々な職種が関わります。ケアマネジャーを始め患者さんの在宅医療に関わるスタッフが集まり、今後のケア方針について話し合う場（サービス担当者会議）を設けます。

ご自宅や施設に訪問し、問診や診察、検査や処方箋の発行などを行います。

訪問診療は原則月2回行っています。病状に応じて訪問の頻度は変更します。訪問診療に行かない日も、訪問看護師らと医療用のSNSを活用して情報共有を適宜行っています。

福岡ハートネット病院では訪問診療を行っています。訪問診療についてご相談がある場合は、こちらから「地域連携支援部」へお問い合わせください。