当院では強化型在宅療養支援病院(連携型)として、病気になっても自分らしく安心して過ごせる街づくりに貢献できるよう訪問診療に取り組んでまいります。
訪問診療の対象となる方
- 自宅や施設にお住まいで、治療や療養のための通院が難しい方
- 福岡ハートネット病院より30分圏内にお住まいの方(目安/病院から16km圏内:福岡市全域と糸島市の一部まで対応)
- 特に疾病の制限はありません※
※病状に応じて医師が訪問診療の可否を判断します。事前にご相談ください。
訪問診療の頻度
- 原則月2回訪問し診察を行います
- 病状に応じて、夜間・休日の往診も行っています
– POINT –
当院は「機能強化型在宅療養支援病院(連携型)」の届け出を行いました。近隣医療機関と連携し、24時間365日の対応ができるよう体制強化に努めています。
訪問診療でできること
- 問診、診察
- 処方、注射
- 血液検査、超音波検査
- 簡易心電図検査
- 各種施設・機関との連携(詳しくは、下記「福岡ハートネット病院の強み」の項目に記載しています。)
– POINT –
お薬は、すぐ使う必要がある痛み止めなどの薬はその場で使うこともありますが、基本的にはお家で処方箋を印刷してお渡ししています。ご希望があれば、薬剤師さんが自宅まで薬を届けてくれるサービスがあります。さらに配薬カレンダーにセットしてくれたり、服薬や保管状況の確認などもお願いできます。
訪問診療でできないこと
- 上記以外の生理検査
- レントゲン検査(単純X線、CT、MRI)
- 骨密度検査
これらが必要な場合は、一度受診についてご相談させていただきます。
福岡ハートネット病院の強み
循環器専門医・緩和医療専門医による診療
これまで心臓病やがんの緩和ケアに従事した医師が訪問診療を行います。よく誤解されますが、緩和ケアは末期だけのものではなく、がん特有のものでもありません。どんな病気でも、治療中であっても必要なケアです。
高性能なエコーで心機能評価が可能
当院ではKOSMOSというエコーを使用しています。これまでのポータブルエコーでは測定できなかったドプラ法により、詳細な心機能評価がご自宅や施設でも可能です。
病状に応じて、入院も可能
当院には一般急性期病床、地域包括ケア病床があり、在宅医療を受けている患者さんの病状が変化し、入院診療が必要になった場合に受け入れることのできる体制を用意しています。ただし、病状が重篤な場合は、近隣の高次医療機関への転院搬送を相談させていただきます。
各種施設・機関との連携
当院はグループに介護関連事業所があり、医療と介護・福祉の連携にも力を入れています。ご自宅や施設で適切な介護が受けられるよう、ご要望に応じたサポートが可能です。お気軽にご相談ください。
訪問診療に関するお問い合わせ
訪問診療に関するお問い合わせは、医療相談室にご相談ください。