リハビリテーション部

部署紹介

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新しい手法や学びを取り入れ
質の高いリハビリテーションを

約50名のスタッフが回復期から生活期にかけてのリハビリテーションを行います。特色としては、姪浜ドライビングスクールと連携した「自動車運転再開支援」やVR医療機器(medi VRカグラ)やロボットスーツHAL等を用いた「ニューロリハビリテーション」の推進など、新しい知見を積極的に取り入れるようにしています。 また、臨床の中で生じた疑問などを解決しながら進めることが出来るように、大学より講師を招聘しての研究活動も進めています。スタッフ自身のスキルアップを図ることで、より質の高いリハビリテーションを提供できるように取り組んでいます。

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自動車運転再開支援

当院では2014年より高次脳機能障害患者への自動車運転再開支援に取り組んでいます。検査バッテリー・ドライビングシミュレータ等を用いた評価や訓練、助言等を行うほか、実際に自動車を運転する評価(実車評価)も行えるよう姪浜ドライビングスクールとも連携しています。構内コース等での運転をリハビリスタッフと教習指導員が一緒に評価し、運転再開に向けた支援を行います。その他、大学との共同研究も行いながら、より効果的な支援が実践できるような環境も整えています。

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medi VRカグラ(医療機器)を導入

近年ゲーム等で知られるようになったVR(仮想現実)を利用したリハビリテーション機器を導入しています。ゲーム感覚で楽しみながら、歩行に必要な運動機能と姿勢バランス、認知機能を総合的に評価・訓練することが出来ます。国から認可を受けた数少ない医療機器であり、福岡県内のリハビリテーション病院で初めて導入されています(2022年4月時点)。
小脳梗塞後の上肢失調、体幹失調、廃用症候群の高齢者における歩行及び認知機能、パーキンソン病の上肢機能及び歩行機能、くも膜下出血後の注意障害などで改善例が報告され、幅広い疾患への適応が期待されています。

スタッフインタビュー